ネットの面白さ
P2P:0dayから,sceneまで;sceneから,0dayまで
sceneって何?
いきなりこの質問を投げ出したら,映画だったり,音楽だったりと思う人が多いでしょう。
ですが,今回紹介するのは,こういうのじゃなくて,0dayから生まれる,新時代のファイル共有システムsceneである。
sceneを紹介するために,予め二つの概念を説明しないといけないのです。
リリースグループ(Release Group):名前で分かる,「作品」をリリースするグループです。
トップサイト(Top Site):高速かつ隠密であるFTP,特徴としては,100メガ以上の回線速度,テラレベルのハードディスク。最近になって,1ギガ以上の回線速度を持つFTPが主流になりつつである。
前回は0dayを紹介しました。その0dayを具体化し,実現したのはこのsceneです。
まず,リリースグループは自分らの「作品」を各トップサイトまでアップロードし,そして,各トップサイトのキャリアたちが素早くトップサイトの間にデータ同期を済ませる。こういうシステムによって,一つリリースグループが発表する「作品」でもわずかな時間で全世界のトップサイトに広がる。
*わずかな時間は:数時間以内,もっとも長くても24時間以内。一番早いのは本当に何秒の差です。
ここでsceneの流れが終わりました。
あと各トップサイトのユーザはこういうデータを自分が持ってる普通なFTPかネットディスクなどに同期する,普通に「お配り役」です。
そして,最後に,一般ユーザがこういうFTPで自分が欲しいデータを共有することで,0dayの仕組みができました。
P2P:ファイル共有の世界は広い。
yahoo!ジャパンでP2Pを検索すると,検索結果は約269,000,000件にもあった。
winnyを検索すると,検索結果は約21,200,000件でした。
shareの場合は約8,740,000,000件という驚いた結果です。
もちろんP2Pはファイル共有だけじゃないですが。
それらの数値は今日本ではP2PファイR共有はどれだけ流行っているを語っている。
そこに,日本以外の人たちはどうやってP2Pを使ってファイル共有するかを考えたら,面白くないですか?
海外では,良いか悪いかを問わずに,結果からみると,もっともP2Pファイル共有を推進した勢力は0dayグループでしょう。
0dayって何?
0dayという言葉,知ってる方は少ないでしょう,例え知っててもパソコンの脆弱性何とかとしかイメージがないでしょう。
確かに,0day脆弱性というソフトのバグなどを指すことはあるが,0dayそのものはもっと広い意味を持っている。
まだ前世代の話ですが,ネットが発展し始めた頃,ほぼ同時に,FTPというファイル共有システムは誕生しました。その時,FTPを基盤として,0dayグループはできました。ですが,グループと言っても本当に0dayグループが存在するわけじゃない,[0dayグループ]という仮想の概念の中,いろんなグループや組織が独立に存在するだけです。
では,0dayという概念を簡単にまとめましょう。
①:任意のデジタル商品が発売するの日,またはそれ以前に,該当する作品を流出させることです。また,該当作品に掛けた使用制限機関などを解除する,言わば,クラッキングということです。
②:ソフトウエアにまだパッチが作られていないバグのことです。
③:0dayの本心は[自由な交換]である,なので,0dayソフトを再作成して,商品として利益を得る場合,0dayという概念からすでに外れました。
④:いろんな事情によって,オフィシャルデジタル商品が発売する同日に0dayが必ず出るわけじゃありません,あくまでも「最速」ですので,時間の決まりは単なる習慣みたいな存在です。